「こんなに可愛い女の子の 看病ができるなんて、保健医 やってて良かったわ~」 「あたし、かわいくなんか ないですよ」 小野先生の方がずっと大人で 綺麗で、 あたしなんか足元にも及ばないと思った 「……無自覚って、怖いわね」 「ぇっ??」 「何でもないわ、 それより体はもう平気??」 「あ、はい 朝よりだいぶ楽になりました」 「それなら良かった、 でも一応、熱測ってね」 渡された体温計を脇の下に挟む 冷たい体温計に一瞬、身震いした