―――――――――― ―――――――― 小屋に入ってドアを閉めると 壁に叩きつけるように雨が 激しく降り始めた 『すげぇな、 ……雨が止むまでしばらく ここにいるしかないな』 「そうみたいだね」 『俺、なんか拭くもの探してくる』 「あ、うん」 改めて小屋の中を見ると 埃だらけだったけど、 ずっと前に誰かが住んで いたような形跡があった 窓に近づいて外を見ると 雨で荒れた波の海が どこまでも続いている ――ザアアア 雨、早く止まないかなぁ と思い、小さくため息を ついた時 ――カッ