「きゃあ――っ!!」 近くの茂みが動いたのに びっくりして叫び声を あげてしゃがみこんだ やっぱり、おばけがいるんだよ~ 悠弥くんが茂みに懐中電灯 の光をあてると、そこに いたのは 『ほら、野良猫だから』 あたしを安心させるように 優しくあたしの肩を自分の 方に引き寄せて、 あたしが見えるように懐中電灯の光を猫にあてつづけている 「……ね、こ??」 あたしが見たときに猫はまた 茂みの方に走っていった