キッチンに行き冷蔵庫に 入っているミネラルウォーターをコップに注ぎ、喉を潤す 部屋に戻ろうとしたらリビングの方から物音がした ――まさか、泥棒!? そーっと覗いてみると 「翼くん……??」 バルコニー翼くんがいた 『乃愛さん!! ……眠れないのですか??』 「うん、なんか目が覚めちゃって」 あたしも翼くんのように バルコニーに出た 暑かった昼間の空気が嘘のように、涼しくて気持ちいい風があたしの頬を撫でた