『泳げないくせに、あんな 奴らに勝てるとか思って たのかよ!?』 「なっ、」 あたしは無理矢理連れて かれたのに 心配させるような事をした 覚えはあっても怒られる ような事をした覚えはない 「そんなことないもん!! ぁ、ごめん……」 自分でも驚くくらい大きな 声を出していた 『わかったから、早く戻ろうぜ』 「ぅん……」 どうして素直にありがとう って、言えなかったんだろう 悠弥くんは悪くないのに 悠弥くんの大きな背中を追いかけながら それでも悠弥くんに何も言えなかった