――その時、
どこからかボールが飛んできて1人の男の人の頭にぶつかった
「ってぇーなあ!!
誰だよ!?
……って、誰もいねぇ!?」
一瞬にしてあたしの目の前に
いた人が崩れるように海に沈み
代わりにあたしの目の前にいたのは
「……悠弥、くん??」
そこには悲しさと怒りを
混ぜ合わせたような表情
をした悠弥くんがいた
『乃愛、ちょっと頭下げてて』
「えっ??
……は、はい」
あたしが悠弥くんに言われた
通りに頭を下げると
「ぐえっ」
と変な声がしてあたしの腕を
掴んでいた男の人の力がなくなった
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