慌てて離れると後ろから
瑠唯くんが飛びついてきた




『乃愛ちゃん、おめでと~!!』


「る、瑠唯くん!?」



『また一緒だね♪』



「ぅん……

本当にみんなのおかげだよ
ありがとう、みんな」



『いーって、別に』



『これからもまたよろしくお願いします』



「ぅん、こちらこそ……」




――ちゅっ



『『『なっ……!?』』』





頬に残る何かが触れた感触





「ふぇっ??」