紅一点!?~元男子校のお姫様~










◆◆◆乃愛side





戸惑っているあたしに華穂さんは挑むような、それでいて勝ち誇るかのような目を向けている


その目から逃げるように
俯いた



『乃愛さん、』



翼くんがあたしの頬に手を
添えてあたしの顔を自分の
視線と合うように持ち上げた



「……??」




ぶつかる視線


近づいてくる翼くんの顔


翼くんの目にあたしが見える
くらい距離が近くなる



「つ、翼くん!?////」


まさか、本当にするの??



『目を閉じてください』



あたしはドキドキしながら
半分ヤケクソに翼くんの言う
通りに目をつぶった