困っている乃愛に追い打ちを
かけるように美少女は言い放つ
「キスもできないなんて、
まさかお二人がお付き合い
をなさっているというのは
嘘なのですか??」
まるで相手に挑むような
目からは余裕さえ感じられた
「……乃愛さん、という
方はお兄ちゃんの彼女でも
ないのに
どうして、こんなことを??」
『乃愛だから、かな』
『乃愛ちゃんって、人のために全力で頑張っちゃう子だから』
『困ってる翼を放っておけなかったんだろうな、あいつ』
「みなさん、もしかして
乃愛さんのこと……」
『友達、だからかな
今のところは……ね、』

