紅一点!?~元男子校のお姫様~










「…あたしは大丈夫、だよ??

でも、お弁当が……」



『弁当の心配よりも自分の心配しろよ

腹に入ればみんな同じじゃん』

『うわぁー……』


『尚輝にはデリカシーという物がが無いようですね』


『なっ…、』



子供みたいに怒る尚ちゃんがおかしくて笑っていると

悠弥くんがあたしの耳元で
そっと囁いた


『な、気にするなって
言った通りだろ??』


「うん…」