悠弥くんに手を引かれて 辿り着いたのは 人混みから少し離れた 丘の上にある広場だった 「ここ…??」 あたし逹以外の人が誰もいない 『乃愛ちゃ~ん!!』 瑠唯くんが走って来て あたしの手を握る 『こっち来て、こっち』 「えっ?? ちょっ…、待ってよ瑠唯くん」 言われるがままに連れて来られたのは柵で仕切られた丘の終わりの場所で 「うわぁ…」 下一面に鮮やかなピンク色が 広がっていた