「あの……、きゃぁっ!?」 今まで掴まれていた腕を 急に離され、その場に 尻餅をつく体勢になった あ、お弁当が……!! 朝早く起きて作ったお弁当は あたしが転んだ拍子にひっくり返って 地面にあった そんなことお構い無しという ように男の人はあたしに 近づいてくる 怖くて反射的に後ろにさがる だけど背中に木がぶつかり あたしは逃げ場を失った