紅一点!?~元男子校のお姫様~




このままじゃ拉致があかない


「ね、瑠唯くん

離して…??」


あたしが困ったように言うと
嫌々な感じを見せながらも
離してくれた


ひとつ深呼吸をして尚ちゃん
と翼くんの方を向く



「…泣いてたあたしを
たまたま部屋に来た瑠唯くん
が慰めてくれてたの」


たまたまだなんて、瑠唯くん
にしたら失礼なことかも
しれない


申し訳なさそうに瑠唯くんの
顔を見る