「……元に戻ってよかったよ。」
「うん、ごめんな。…つか、もういい?」
そう言ったゆうちゃんは少し難しい顔をしていて、考えは読み取れない。
「え…なにが?」
「今のこの状態ってな、犬のお預け状態なんだけど」
「……お預け?」
「自分の格好、わかってる?」
…自分の格好?
言われて今自分が置かれている状況を頭で整理する。
って、私今キャミ捲り上げられて下着姿同然じゃん!
少し頬が紅潮するのがわかった。
私の様子から察したのか、
「わかった?ムードねぇけど…続き、すんぞ?」
と、疑問系の発音をしたにも関わらず、器用に仰向けになっている私の背中に手を回し、ホックに手をかける。
─パチン、と静かなリビングに響く音が耳に届き、さらに恥ずかしさが込み上げてきた。

