天然彼女×いじわる彼氏



階段を上り、屋上のドアを開ける。


「はぁー、やっぱり外はいいね。」


「変わんねーな!」


「あのね…親が離婚した。だから、全寮制のこの高校に入ったの。」


「え?」


「聞きたかったでしょ?」

「まぁな。なんか、ごめん。」


「ううん。自分から親に捨ててって言った。この先荷物にはなりたくないしね。」


「あぁ。」


「心配そうな顔しないでよ!毎月仕送りもらってるしお金は大丈夫だよ。」


「そうか。無理してねーのか?」


「してないよ。変わんないねー、優しいとこ。」


「そうか?…俺もさ、1つ話しがあってよ。実は、「龍騎」っていう族の副総長やってんだ。」


「ふーん。」


「驚かねーの?」


「驚かないよ?だって、楽しそうだし?」


「楽しいよ。いいヤツらばっかで。」

「そっか…、良かった。」