君と見たあの空は…



「……それで。
何で知ってんだよ。」


「綺麗だからあの子は俺たち3年の中でも有名だぜ?

結構狙ってる奴いるんだよなぁ。
確か阿南沙奈って名前。」


「………。


……やっぱしらねぇ。」



「お前、昔からそうだよなぁ。
女に全く興味無くて、告られても絶対振るし。

だからと言って時雨から告る事もねーしな。

彼女つくんねぇの?」


「女なんて作ったってめんどくせぇだけだろ。」


「またそーゆう冷めたこという!
彼女いた方が楽しーぞ!

あ!何なら俺が合コン連れてってやろうか?」


「んなめんどくさそうなの行くか。

1人で行ってろ。」


「冷てー奴。」


そう言って燐はつまらなそうに自分の席について授業の準備をし始めた。