君と見たあの空は…




私達は3年生の校舎へ向かった。



****






「………。

やっぱりやめとこうよ。
私、なんか怖くなってきた……。」


沙奈が言った。



「だめっ。
ここまできたからには、きちんと返すよ!」



「うぅ……。

やっぱり着いて来なければよかった…。」



私は4組へいき、教室を遠くからみてみた。



先輩の姿は見当たらない。



うーん。5組かな?




私は5組にいき、教室を見た。
5組にも居なかった。



「あれぇ?おかしいなぁ…。」




その時だった。



「おい。」


昨日聞いた声と同じ声がした。