キミとの距離。



「あ、そういえばさーっ」


萌乃が携帯の待ちうけを見せつけてくる。



「これ、昨日作ったんだー!!」


それは、綺麗に並べてある

チョコレートの画像だった。



「え、萌乃が作ったの?」



「うん。だって、もうすぐ...


バレンタインデーでしょ?」