パシッ

『テメー女に手上げんなっていっつもいってんのをきいてねぇのか?あ゛?』

「「すみません」」

『もう行け』

どっかいった・・

まぁいいや

何があったか聞こうと思い

『おい!』

と言うと

うつむいてた顔を上げた

一瞬見惚れてしまった


栗色のきれいな髪に

大きく意思の強い目から生えた

長い睫毛

こんなにかわいい女

この馬鹿学校にいたっけな?

まぁいいや

理由を聞こうとすると

へ?私?みたいな顔をしたので

『お前だよ』

と突っこんでおいた

理由を聞くと

まちがってさっきの奴らを

 踏んずけたらしい

なぜか俺のツボに入ってしまい

久しぶりに笑った

『馬鹿?』

と聞くと

「天才!!」

って言われ逃げられた

ヤバイこいつ

 俺のツボだ

明日から、学校がたのしくなりそうだ

光 end