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「それで、目が覚めたら男の部屋に居て…」



「スウェット姿になっていたと。」


「…うん。」




全部を話終えたが、
やっぱり後悔だらけだ。


あの時お酒飲みすぎなきゃよかったな、なんて。



「てか愛莉、よくその男の家からこの家までたどり着いたわね」


「ああ、なんか同じマンションみたいなんだよね」


…みたい、ていうかそうなんだけど。


「ええ ?! 何階の何さんよっ」


「無我夢中に走ってきたから覚えてないや」



「うーーーん」

何かを考えるようにお姉ちゃんは唸っていた。