「一樹さん……!」 一樹さんは女と顔を離し 私の方を見開いて見た。 「愛莉ちゃん……っ?!」 …ははっ。なんて驚いた顔。そんなにびっくりした? 「私が浮気ですか?それとも、この女性が浮気相手ですか?」 「…えっ」 一樹さんは焦っていた。 『誰よこの女。ちょっと、どういうこと?』 女が口を開けた。 女も知らなかったようだ。 「えっ…と、それはっ」 っはあ〜、いらいらする。