仮面を被ったアイツ◎(仮)




暫くして一樹さんが戻ってきた。


「ごめんっ! 愛莉ちゃん。今から又会社に戻らなきゃならなくなったんだ。」


…そんなあ。


「…そっか。お仕事なら仕方ないよ」



「本当にごめん。今度又埋め合わせするから。あ、ここ払っとくね」



一樹さんは帰る準備をして伝票を持った。



「…うん。」


ちゅっ…


「い、一樹さん?!」


一樹さんはキスをしてきた。って言っても、頬っぺだけど。