「早く起き上がって帰れ」

「すいません、貴方誰ですか?」


「あ?そうか。昨日のことなんも覚えてねえのか。ぐっすり寝てたもんな。」


男性は にやりと笑った。

「しかも雨に─「ちょ、っと待って!!」



─────え?


「人が折角丁寧に説明してやってんのに遮るなよ..あ、着替えならそっちにおいといた」


────はい?


私はおそるおそる
自分の身体をみると みたことのない スウェットをみにまとってる。



も、もしかして..
「────これあなたのですか?」


嘘、嘘、嘘 !!