高野くんが

「あれ乗ろう」

っと観覧車を指さしながらいった


みんなで観覧車にのったー

畑中くんが

「もうくらいね」

っと寂しそうにいった

「うん」

とみんなでいった

侑くんが

「なぁーお前さ学校大丈夫か?」

答えにまよって

「……うん」

といった

じゃさこれつけろよ

それは超小型携帯だった

「寂しくなったら電話しろ」

っといった


私は

「どうしてそんなに優しくしてくれるの?」

ときいた

やっぱり立場が違うからだ

侑くんが

少し考えたかんじで

「やっぱ命の恩人ってのもあるけど……その傷…」

わたしは無意識に左手首をおさえた

「死にたいなんて思うやよ俺らがついてるから「


わたしは涙目で頷いた

みんなが家までおくってくれた