先生に事情を説明し,校門に向かった

止めてあった車から手招きするのがみえたので

走って車に駆け込んだ

入ったとたん

わたしは

号泣してしまった

彼はしばらく静かに『雫』の曲をながしながら

車を進めてくれた

私が泣き止んだころに

「今日のコンサートこいよ!!せきあるから!」

いいながら

チケットを私の前までもってきた

わましは涙をぬぐい

笑顔でチケットを
うけとった

それをみて「やっぱ笑顔の方がかわいいよわらってわらって!」


っといってくれた


わたしは

「このあとどこいくの」

っときいた

「俺ん家!」


っと即答でこたえた


「お前何ができる」


取りえはないけど家事ならできる自信があったので

「掃除 洗濯 編み物 料理 お菓子作りです!」

っとこたえた

かれは

「すごいじゃん!」

「家事以外は?」