「26番、26番。」 トゥウェンティーシックス!! あああ!こんな事言ってる暇ないのに。 シリアス面が似合わないこの顔が憎い! 「にじゅう・・・・あった!!」 ドクッドクッドクッッ!!! 息切れと共に激しい動悸。 脈に合わせて震える手で鍵を取り出し、鍵穴に挿した。 ―――カチャリ