あれから一週間が経った。
ストーカーは収まるどころか、どんどん激しくなっていくばかり。
ため息をつきながら、一番最近に来たメールを開く。
好きだよ。
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好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き…
愛してるよ、僕だけのジュリエット。
僕。君となら死ねるよ。
だから…
一緒に死のう?
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もう一度読み返しても本気で寒気を感じる。
あたし、もうすぐ刺されるのだろうか。
突き落とされるのだろうか。
急激な頭痛にこめかみを押さえて歩く。
「おっはよー!」
声と同時に、背中に一瞬にしてすごい衝撃が走った。
「痛…ッ」
一瞬にして走った衝撃に他のことを考えていた体は耐え切れず、下に向かって倒れた。
コンクリートが足に食い込んで痛い。
「ごっ…ごめん!」
「ここあのせいじゃないよ」
気を飛ばしてたあたしの責任。
通学路でコケるとか、あたし…ダサ…
足に力を入れて立ち上がると、傷口から真っ赤な血が流れていた。
お兄ちゃんを思い出して鼻がツーン…となる。
これだから血は見たくない。
「大丈夫?」
「うん、これくらい」
「いや…それもなんだけど…」
「え?」
ここあを見ると心底心配そうにあたしを見ていた。


