「よっす」
「あ、楓も来てたんだ」
とりあえず男子だけの集合場所に着く。
俺、昌弘、那智、んで那智のダチで彰(アキラ)
彰はクールなイケメンで無口だけど実はスゲー頼れる良い奴。
要するに
いっつもつるんでる連中なわけで、みんなイケメンなわけで。
類は友を呼ぶ、とはこれだな。まさに。
「さっ行くでー!」
「声デカイ」
「前から知ってるやろ!」
場所を唯一知っている昌弘が元気に歩き出した隣にスッと並ぶ彰。
すると自然に俺の横に並ぶのは那智になる。
「女の子どんなんだろうね?」
「昌弘主催はいっつも可愛いのばっかだろ」
「昌弘が採ってっちゃうけどね」
笑いあう。
笑いあえる。
気まずい空気は微塵も感じない。
前のような平穏で普通な会話。
これが俺らの日常。
だって俺、知ってるから。


