あたしは…


何を見て、何を思って


生きてきたんだろう。






どうして


こんな身近な愛に


気付かなかったんだろう。






あたしのために泣いてくれた光梨。


そして、もう一人。








母親という絶対的存在。








あたしは確かに


愛されていた。


愛されている。






その愛の表しかたが少し違っただけ。




あたしは深く愛されている。