『何だ！スバル』

『何だじゃねぇ～だろっ、椎名…お前の言いたい事は分かっているが、あの名前を彼女の前で口に出すんじゃねぇ～二度と、何があってもだっ！』スバルはゆずるに強く言った。

『スバル、お前！』

『この事は、お前と俺と花形さん達しか知らない事だっ！和哉や達也はこの件を知らない、その前で言うのは…今後何があろうと絶対に口に出すなっ！』

スバルが強く言い聞かせるとゆずるも納得したようだが…。

『でも、似ていた！』

『お前の言いたい事は分かってるけどよっ…それでも口にすんなっ！』
スバルはそう言って、再び部屋に戻っていった。