「夏夜くん、綺麗だね……」 「本当だな……あ、流れ星だ」 「うそ!? あぁ……流れてっちゃった……」 あなたと星を見に行った、思い出の夜の公園。 隣には夏夜くん。 私は空に向かって両手をあげた。 夏くん……見えてますか? 私は今、笑ってるよ。 満月の夜。 たくさんの星たちが空から降ってきた。