「福原愛海!決定。」





真衣がそう言うとクラスはまたざわめいた。


「嘘でしょ!?真衣!!」


愛海は驚いていた。



「皆さん、驚きのようですが何でか教えましょうか~?
 コイツ、私の彼氏を強引に取ったんだよねぇ。ね?愛海。」


愛海が反論をする前に、優志が立ち上がった。


「それはお前が…!」


真衣は優志を睨み付けた。



「何?ターゲットにされたいの?」


そう言われると優志は黙り込んだ。