幸せの鐘が鳴るまで




「そうだそうだ!春香ちゃんはやめようよ!!」


少数の男子が反論し始めた。


真衣は舌打ちをして、

「いじめゲームはただ痛めるだけじゃないよ。あんたら男子が求めてるサービスだってあるんだからね?それでも?」

そう真衣が言うと男子は一斉に静まり返り、ニヤニヤした。



「ひどい!!」



春香は泣いていた。



「はい、じゃあもう決定なので~。」



だが、この時はまだ春香は単なるお遊びだと思っていた。