ウウッ!


愛海はあまりにものショックと痛みで気絶してしまった。




「とりま、一旦やめようか?」



キーンコーンカーンコーン


そう言ったとき、チャイムがちょうど鳴った。


もうこの状況を知っていたように、担任がビクビクしながら入ってきた。


「ほら、座れ!お前は服をちゃんと整えてからッ座れ!!
 あと福原…あぁ、三沢が抱っこして保健室連れてけな?いいな。」


担任は何事もなかったかのように、授業を始めた。