ちょっとちょっとやばいんだけどまずいんだけど!?
かっこよすぎでしょ、イケメンすぎでしょ、神がかってるでしょ!
「いつも歩いてここ来てる?よね?」
「あ、はい。でも私、一人で大丈夫です」
「いやいや。こんな夜まで付きあわせて一人で返すとかあり得ないから。第一俺が心配だし」
「…でも今日夜まで付きあわせたの、どちらかというと私ですよね?」
梶原コーチはフッと笑って私の頭に優しく手をおいた。
まだ濡れているボサボサの髪をくしゃっと撫でて。
「まあな。どちらかというとというより、完璧上原さん…間違えた」
そこまで言って、梶原コーチは私を見据える。
「凛」

![セルリアン-cerulean-[番外]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
![アンジェリカ-angelica-[番外]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre7.png)