SWIMMING*SCHOOL


それより…


「Who is コウ?」


誰じゃいっ!!って話でしょ。


「あれ、コウの名前を知らないってことは…なんだ、彼女じゃないのか。」


藤原さまの髪から垂れた雫が、これまたほどよく筋肉のついた肩から腕にかけて、乾きかけた肌を一直線に伝う。


その微妙なエロさに見とれていると、藤原さまが呟いた。


「じゃあ何でプールサイドで堂々と抱きあってたんだよ。」










……ふっ。ふふっ。


プールサイドで堂々と抱きあったぁ?


ふふふ…


「コウって、か…かじ、かじかじ…かじ…」


「梶原だよ?」


キャパオーバーで破裂しそうな私を追い詰める藤原さま。