転入生はあの金髪女だった

席は俺の隣……

隣が女とかありえねぇ

……俺は女が好きじゃない

顔だけで判断したり、香水臭かったり、と、良い所がないからだ

……この女も周りの女と変わらないだろうと思っていたが、どうやら間違いだったようだ

ホントに周りの女共と変わらないのなら、さっきの自己紹介はもっときゃぴきゃぴしたものになるのだ

だから、こいつは他の女とは違う……

ということがわかった

…でもわかったのはそれだけ

他は何も分からない

眼を見ても、女の眼は何も語っていなかった