「おい、入ってこい」 中先の声と一緒に入ってきたのは、校門前にいた金髪の女 ……つまり、美南、なわけで…… 「はい、自己紹介して」 「……花咲 美南、クォーター、以上」 この声、この言い方…… やっぱり美南だ…… 「席は窓際の1番後ろ、分からないことがあったら隣のヤツに聞け」 「……」 無言で美南は席に向かう ……美南の隣…… ………蓮じゃん………