「なぁ、あの女、なんでまだ校門いんの?」
「え?どこ?」
「ほら、校門前にいる、金髪でツインテの女」
「あ、ホントだ」
……クラスメイトがなんか話している
こそっと俺も校門の方を窓から見る
ちなみに今は3時間目の休憩時間
「うわぁ~、キレイな金髪やなぁ」
「ホントですね…」
「顔、めっちゃ整ってる……空から女の子降ってこないかな……」
……最後のセリフは無視して……
確かに、校門前にいる女はキレイな金髪をしていて、顔がめっちゃ整っていた
スラッとした長身で腰まである金髪をツインテにしてあり、スタイル抜群
トップクラスと言っていいほどの女だった

