君にもう一度逢いたかった。



和宮は泣いていた。

寝室に、一人。

何も信じない。

何も愛さない。

そう決めていた五歳の少女。

なのに、

(心が、痛い・・・)

信じても愛しても、

裏切られてしまった。


それならば、


少女は───