蒼天已死



あたしは、その腕に
ひきつけられるように
涯の腕の中に入って行った

「あん…ざいさんの……49日……ッ」

「うん、無事に終わったよ」


「安西さんの…ッおかあさん……ッ」


「大丈夫、元気だった」


「涯……ッ」


「俺も、大丈夫」