みぎテのコウ




キミのこの世すべてが

氷つくんじゃないかと思うほど
冷たく卑劣で残酷な


それでもどこか寂しく

誰かに助けを求めて
鋭く鋭利な刃物のような
声と目が

俺に向けられていた


キミが後ろに立っていたことに
全然気づかなかった