後輩男子に惚れちゃいました。

赤堀が自分の唇をぺロッとなめて、笑う。


「ごちそーさまでした」

「なっ・・・!」

「・・・宮間って、鎖骨も結構効くんだね」


意地悪な笑みに、また体温が上がる。


すっと赤堀が私の上から退いた。

私も身体を起こす。



そして、そのままプイッと顔を背けた。


いや、顔だけじゃなくて、身体ごと赤堀に背を向けた。



・・・だって、面白くない。

私ばっかりドキドキして。

私ばっかり余裕無くして。


アイツは・・・いつも余裕なのに。



「・・・宮間?」

もちろんその問いかけに返事はしない。


「宮間さーん」

「・・・・・・」


絶対返事しない。

心の中でそう決めた瞬間。



ふわっと後ろから抱き締められた。

キュッと心が締め付けられる。


「・・・何で返事してくれないわけ?」


大好きな赤堀の声が、またキュッと心を締め付けた。