ていうか、この人やっぱ、気付いてたんだ。
俺が宮間を好きだってこと。
でも、そんなことより、俺の心の中はモヤモヤが漂っていた。
気になるのは、只1つ。
『宮間の答え』。
聞きたい。
でも、聞いていいのか分からない。
いや、本当は――・・・。
聞くのが、怖い。
だって、分かってる。
間違いなく、アイツは大島先輩に惹かれてた。
だから――・・・怖いんだ。
情けない。
でも、やっぱり、好きだから。
好きだから、答えを聞くのが怖い。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…