後輩男子に惚れちゃいました。


だから、わざとふざけて返事した。


「さぁ?」

そのまま、歩き出した。

その時、だった。

手首を掴まれて、グイッと引き寄せられた。


「わ・・・っ」


一気に縮まる距離。

目の前には、真剣な赤堀の瞳 。

「答えろよ。

俺、真面目に聞いてんだけど」