「だって、見てよ。
大島君の相手、霞中じゃん?
ほら、あそこ、霞中の軍団。
あれに対抗するのは、一人じゃ大変だもん」
あぁ・・・なるほど。
俺らから、少し離れた場所には霞中軍団が君臨していた。
大島先輩の相手を応援するために。
ああいう団体で応援されると・・・確かに一人じゃキツイかも。
「ん。了解」
そして、俺たちは必死に応援していた。
最初は大島先輩の応援だけは、今、したくなくて。
心の中はもやもやしていた。
でも。
大島先輩のバックドライブが決まった瞬間、もう、目を離せなくなった。
格好よくて。
憧れて。
尊敬して。

