~自宅~

「ただいま~」

「おかえり、晴美」

「はぁ~疲れた」

「あっ、利香にメールしなきゃ」

「利香~ちょービックニュース!

今日、早矢仕君に呼ばれて屋上に行ったら

告白されたよ!」

「チャラりんーチャラりんー」

「晴美~すごいじゃん!

転校してきてすぐなのに告白されるなんて

晴美モテモテだね。

ところで返事はどうしたの?

教えて~」

「返事か~」

「利香になんて言おうかな」

「利香、告白の返事まだ返していないんだ。」

「急に告白されて困ったから・・・。
付き合ってもいいかな。
秘密ばれたらどうしよう。」

「チャラりんーチャラりんー」

「晴美、付き合ってみなよ!
秘密がばれてもどうにかなるよ。
だから、勇気を出して付き合ったらどう?」

「あっ、利香からの返事どうなんだろう」

「えっ、付き合うの!」

「勇気を出してって言われても・・・」

「まぁ、利香が言うなら付き合ってみようかな」

「利香に付き合うこといわなきゃ」

「利香、私付き合ってみるね。」

「チャラりんーチャラりんー」

「おめでとう!
私、ずっと晴美のこと応援するからね。」

「返事返ってきたか~」

「応援してくれるんだ」

「うれしいな~」

「利香にお礼言わなきゃ」

「利香、ありがとう」

「晴美~ご飯できたよ」

「どうしたの、晴美?」

「顔、真っ赤だよ」

「うそ~マジで」

「マジで」

「それよりご飯食べよ」

「うん」