~家~
「お母さんおはよ~♪」

「晴美・・・おはよう」

「お母さん何かあった?」


「だって晴美昨日「しばらく学校には行かないから」って
言ってたから」

「昨日の事は気にしないで大丈夫だから(笑)」

「本当に大丈夫なの?」

「大丈夫だから(笑)あっ、もう学校に行ってくるから」

「行ってきま~す♪」

~学校~
「みんなおはよう」

「・・・」

「授業終わったら悪いんだけど教室に残ってくれない?」

「みんなが無視した理由も分かったしなんであんな仕事してるのかも
ちゃんと言うから」

「・・・」

「今さら何言ってるの?晴美」

「利香・・・」

「みんなアンタに裏切られたの!普通高校生が
キャバクラなんかで働く?」

「それは放課後に・・・」

「アンタは来たばかりで知らないようだけど
今日は先生たちの急な会議ができたから来たばかりだけど
もう帰るの!だから今から晴美の言い訳聞いてあげる」

「言い訳だなんて・・・」

「早く言いなさいよ!それとも怖くなった?」

「今から言うから黙って!」

「まずはみんなにキャバクラで働いてた事を黙っていた事に
ついて謝るから」

「みんな大事な事隠しててごめんなさい」

「私は高校生なのにキャバクラで働いてます」

「・・・」

「働いている理由は・・・」

「何?働いている理由早く言いなさいよ!」

「・・・」

「働いてる理由は・・・私の家が貧しいからです!」

「はぁ?何言ってるの?アンタの家一軒家じゃん!
私の家なんかボロアパートなのに・・・」

「だから何?」

「えっ・・・」

「あたしの家が一軒家なのが妬ましいんじゃないの?」

「そんなこと・・・」

「だからみんなに言いふらしたの?」

「違う!(晴美を突き飛ばす)」

「っ・・・痛(そのまま意識がなくなる)」