~家~
「ただいま・・・。」

「お帰りなさい。なんか学校であったの?」

「なんで?」

「いつもと様子が違うから」

「何にもないから」

「本当に?」

「何もないっていってるでしょ!!」

「晴美・・・」

「しばらく学校に行かないから」

階段を上がる
「はぁ~もう嫌だな学校に行くの・・・」

「今日だって・・・」

~学校~
「みんなおはよう!」

「・・・」

「利香おはよ~♪」

「おはよ」

「機嫌悪くない?何かあったの?」

「晴美、悪いけどもう私に関わらないで」

「なんで?私何かしたかな?」

「分かってないの?なんでアンタが無視されてるのか」

「分からないよ・・・」

「そっか~分からないんだ。じゃあもういい。
晴美がなんで無視されてるのか分かったら親友に戻るから!」

「次、移動教室だからみんな行こ」

「利香・・・」

「みんなアンタの事が嫌いだから!」

「せいぜい家で考えてくることだね」

ドアが閉まる
「みんな・・・」

~家~
「一番の親友にあんな事言われたら・・・」

「私、何かしたのかなぁ~」

「拓斗とも連絡取れないし」

「そういえばみんなが可笑しくなる前に件名なしのメールが
きたような・・・」

「メール見たら何か分かるかなぁ」

携帯を開く
「えーっと、どこに保存したっけぇー。あった!これだ」

「拓斗にも秘密を言ったから」

「秘密?あっ、もしかして・・・」

「あたしがキャバ嬢って事がバレたからみんな可笑しくなったのかな」

「とにかく明日学校に行って聞いてみよ!もし、そのことが原因なら
しっかり謝って真実を話さないと・・・」