教室に戻った時、教室は騒がしかった・・・・


「どうしたのでしょう?」
「さぁ?ねぇ、何かあったの??」
「ぁ、大山さんに影山君!私のネックレス知らない?なくなっちゃったの!!」

ネックレス・・・

「私はしらないわ。大和は?」
「俺も知らない。」
「どうしよう・・・。大切なものなのに」
「落とした、とかじゃないの?」
「ううん。それはないよ、だっていつもつけてたもん」


消えたネックレス・・・・


「そのネックレス、今日は学校で一度でも外したか?」

「うん、体育の時間は外してバックにいれていたわ」
「そのあとしっかりとネックレスはつけたのか?」
「そう言えば・・・つけてないかも・・・」
「かばんは確認したのか?」

そう言うと彼女は急いで確認した・・・


「ぁ、有った!!そっか・・・私ここに入れっぱなしだったんだ・・・。
 ごめんねみんな!お騒がせしました!!」
「これからはしっかり確認しろよ」
「あってよかったな!!」


優しい言葉をみんなかけていた・・・
ソレホド彼女とこいつらの友情は堅いということだろう・・・


「ありがとね!影山君!!」
「別にオレは何もしてないさ・・・」


「大和・・・あなた、いいとこあるじゃない!」
「・・・・・それは、いつも俺にいいとこがないといいたいのか?」
「ぇ、いや、その・・」


どうしよう・・・口が滑ってしまった・・・


「ま、別にいいけど。」


いいのかいΣこれにて小さな騒ぎは収まったのだった・・・